せんばひかんじんじゃ
埼玉県川越市仙波町４丁目１９−１
当社の起源は古く、平安時代中期までさかのぼる。社伝によれば、後三条天皇の御代の延久元年(１０６９)、当地の武士仙波氏の創建とされ、代々にわたり、同氏の篤い崇敬を受けた。 仙波氏は、中世に盛んになっ..
当社の起源は古く、平安時代中期までさかのぼる。社伝によれば、後三条天皇の御代の延久元年(１０６９)、当地の武士仙波氏の創建とされ、代々にわたり、同氏の篤い崇敬を受けた。 仙波氏は、中世に盛んになった武蔵武士団の一つで、桓武平氏を祖とする村山氏から分かれ、この仙波の地を本拠としていた。 江戸幕府が開かれると、開府に深く関わりのあった仙波の地は、ほぼ全域が喜多院・東照宮に寄進され、幕府直轄とされた。 明治に入っても、当社は仙波の鎮守と仰がれ、明治十九年(１８６６)には、字氷川脇の稲荷神社・八坂神社、及び扇河岸の厳島神社が合祀されて、今日に至っている。
すさのおのみこと うかのみたまのみこと いちきひめのみこと
旧村社
有り。
