こがねじんじゃ
神奈川県伊勢原市高森1093
「小金(こかね)神社」は小金塚の鎮守であり、成瀬小学校の東方に古墳時代から小金塚と呼ばれる大古墳があった。勧請年月は不詳であるが、天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』によるとここに「..
「小金(こかね)神社」は小金塚の鎮守であり、成瀬小学校の東方に古墳時代から小金塚と呼ばれる大古墳があった。勧請年月は不詳であるが、天保12年(1841年)完成の『新編相模国風土記稿』によるとここに「七社権現社」が祀ってあった。神仏分離の際に「金山彦命(かなやまひこのみこと)」という金を鋳る術の神を祭神とし今日に及んでいる。明治6年7月30日に村社に列せられた。大正10年11月18日には東宮殿下持別大演習統監として御野立所に行啓遊ばされ、神社御参拝後に暫時御座所を拝殿内に定められた。小金塚の名は金物を鋳たのに縁がある呼び名といわれ、この古墳の主が鉄などの金属と関係が深かったのかもしれない。小金塚古墳からは以前、刀や鏡が出たと伝えられるが定かではない。
小金塚古墳跡に鎮座する神社
金山彦命
不詳
4月14日 例祭
神奈中バス (伊76) 小金塚バス停から徒歩5分 小田急小田原線 愛甲石田駅から徒歩17分