ますおじょう
千葉県柏市増尾字稲荷下650
増尾城は増尾集落から北東に突き出した半島状の台地の上に築かれました。南側崖下には手賀沼に流れ込む大津川の支流が流れ、城山のまわりは谷と険しい崖に囲まれ、天然の要害となっています。築城時期や築城主は不..
増尾城は増尾集落から北東に突き出した半島状の台地の上に築かれました。南側崖下には手賀沼に流れ込む大津川の支流が流れ、城山のまわりは谷と険しい崖に囲まれ、天然の要害となっています。築城時期や築城主は不明ですが、土塁や空堀からなる塁壁に複数の横矢が掛けられていることなどから戦国期の城とみられています。増尾城が小金領にあることからも、16世紀に築かれた小金城と関連する城と推測されており、東葛飾郡誌には小金城主高城氏の家臣平川若狭守が城主だったと書かれています。
有り