かんのんじ
神奈川県相模原市緑区中野1200
観音寺は延徳元(1489)年、用律碩桂禅師を開山にお迎えし、根小屋「雲居寺」の末寺として開創されている。境内の高所に建つ北向き観音堂は、開創に遅れること十年程、明応9(1500)年創建、一山一寺なみ..
観音寺は延徳元(1489)年、用律碩桂禅師を開山にお迎えし、根小屋「雲居寺」の末寺として開創されている。境内の高所に建つ北向き観音堂は、開創に遅れること十年程、明応9(1500)年創建、一山一寺なみに「圓由山 詠月寺」と称されている。堂内には板東三十三所観音霊場の模写像が安置されており、為に「板東三十三観音巡礼堂」とも呼ばれている。この中の一体は恵心僧都の作と伝えられている。観音堂からのて眺望は新相模風土記に絶景と称されている。
蔵眼山
臨済宗
建長寺派
延徳元年 (1489年)
用律碩桂禅師
山門 [仁王門](相模原市指定有形文化財)