いなりじんじゃ
千葉県館山市北条2094-1
かつて、このあたりに長尾藩と称する藩がありました。藩が存在したのは、明治元年(1868年)から明治四年(1871年)まで、わずか4年間でした。 稲荷神社は、この間に前後して長尾藩によって建てられ..
かつて、このあたりに長尾藩と称する藩がありました。藩が存在したのは、明治元年(1868年)から明治四年(1871年)まで、わずか4年間でした。 稲荷神社は、この間に前後して長尾藩によって建てられました。 長尾藩の前身は、駿河国志太・益津(現在の静岡県藤枝市)にあった田中藩で、石高四万石の小藩ながら文武の誉れたかく、田中城を本拠にして一帯を治めていました。 城内には、御殿や武家屋敷、馬場、藩校などに混じって小さな祠がありました。田中藩の房州への国替えに伴って藩士たちと共にこの地に移って来ました。
豊宇気日売命(とようけひめのみこと)