りょうしんじ
岐阜県高山市山口町1346
創建年代は明らかではない。ただし、平安時代・寛治元年(1087年)に相州から来た平塚姓を名乗る真言宗の僧侶・末裔了善が、郷里の平塚八幡宮を現在の高山市山口町へ勧請し山口八幡宮(のちの桜ケ岡八幡神社)..
創建年代は明らかではない。ただし、平安時代・寛治元年(1087年)に相州から来た平塚姓を名乗る真言宗の僧侶・末裔了善が、郷里の平塚八幡宮を現在の高山市山口町へ勧請し山口八幡宮(のちの桜ケ岡八幡神社)として、自身が庵を結んで管理に当たっていたことを創建とする場合もある。 鎌倉時代には高山市内にある千光寺の門末寺院・松生山来迎寺もこの地に建てられたという。しかし、来迎寺と了心寺との関係は寺伝にもなく不明である。 寺に伝わる実如上人の本尊裏書によると、永正十五年(1518年)、照蓮寺門徒善宗下、平塚釈了善となっていて、開基年代を推定する一つの手がかりとなっている。善宗は、清見村楢谷寺の開基で、蓮如上人の高弟として知られている。 金森氏支配下の天和四年(1684年)、照蓮寺の門末として寺号を松生山了心寺と改めた。 貞享二年(1685年)には火災により堂宇を全焼し、のち再建された。
松生山(しょうせいざん)
浄土真宗
真宗大谷派
伝・1087年(寛治元年)
阿弥陀如来
松生山了心寺
無料
有り(境内)
有り