せやさばじんじゃ
神奈川県横浜市瀬谷区橋戸3-20-1
その昔、境川流域の村々では、疫病が流行すると境川の東西に点在する神社をまわり、厄除けをする民俗信仰が盛んでした。(七サバ参り) 当左馬社は、「七サバ神社」と呼ばれるうちの一つであり、祭神は左馬頭源..
その昔、境川流域の村々では、疫病が流行すると境川の東西に点在する神社をまわり、厄除けをする民俗信仰が盛んでした。(七サバ参り) 当左馬社は、「七サバ神社」と呼ばれるうちの一つであり、祭神は左馬頭源義朝です。 隣接の真言宗西福寺が、この左馬社の別当職であったので、当時の神仏混淆の姿が今日に残り、神社の境内にある吊鐘は区内唯一のもので、厄除け、虫除けに鐘をついて祈願したとのことです。 梵鐘は江戸時代の文久元年(1861年)に鋳造されましたが、太平洋戦争の際供出したため、昭和32年(1957年)氏子の協力によって新たに現在の鐘がつくられました。(瀬谷区役所掲示より)
当社近くの境内の岸に古宮と呼ぶ森があり、往昔その社を源家縁りの人等が当地に移し、源義朝公を斎ったものと伝えられる。境川沿岸には「サバ」の社号をもつ社が点在するが、当社もその流れと思われる。(神奈川県神社誌より)
源義朝
不詳。境川沿岸に点在する「サバ」社の一社であるといわれている。
祈年祭3月10日 例祭9月10日 新嘗祭11月10日