じょうきょうじ
奈良県奈良市上三条町18番地
淨教寺の創建は鎌倉時代の寛元2年(1244年) に遡り、かの有名な親鸞聖人の直接の弟子である行延法師により建立されたとされています。 なお、その当初の淨教寺は、現在地ではなく、当時の河内国(現在の..
淨教寺の創建は鎌倉時代の寛元2年(1244年) に遡り、かの有名な親鸞聖人の直接の弟子である行延法師により建立されたとされています。 なお、その当初の淨教寺は、現在地ではなく、当時の河内国(現在の大阪府)内に建てられたと言われています。その後戦国時代の16世紀には大和国(現在の奈良県)にお寺は移転し、複数の場所を行き来する中で、江戸時代初頭にあたる慶長8年(1603年)の3月に、徳川家康から直々に現在の敷地を与えられたことが現在までの由来となっています。 本尊としては阿弥陀如来を祀っているほか、境内には本堂以外にも鐘楼など複数の建築が建っています。なお、古い本堂は1936年(昭和11年)に火災で焼失してしまい、現在の本堂はその後再建されたものであり歴史は古くありませんが、三条通りに面する「山門」は江戸時代末期の建築であり、国の登録有形文化財に指定されています。
九条山
浄土真宗
本願寺派
寛元2年(1244年)
阿弥陀如来
行延法師
近鉄奈良より400m、JR奈良より500m