ぎょうくしょうじ
熊本県菊池市玉祥寺403-5
迫間川右岸の玉祥寺地区にある曹洞宗の寺で、室町時代中期、享徳元年(1452年)の建立です。菊池20代肥後守為邦菩提寺として建てられたもので、現在も木々に覆われた境内に本堂、庫裏、山門などが残っていま..
迫間川右岸の玉祥寺地区にある曹洞宗の寺で、室町時代中期、享徳元年(1452年)の建立です。菊池20代肥後守為邦菩提寺として建てられたもので、現在も木々に覆われた境内に本堂、庫裏、山門などが残っています。本堂の廊下の天井に吊り下げられた梵鐘は、口径38cm、高さ68cmと小ぶりながらも、明応5年(1496年)の刻銘があり、県指定の重要文化財となっています。また、他にも永禄五輪塔、永正五輪塔、文政一石一字塔、大乗妙典一石一字塔などの貴重な文化財が数多く残っています。
江月山
曹洞宗