がんにゅうじ
愛知県犬山市犬山字西古券376
寛永19年(1642年)、釈受賢によって創建された。受賢は三河国碧海郡藤井村出身の郷司で、俗名は藤井左衛門尉藤原重季。宣如上人(本願寺13世)が関東に下向したとき鳴海駅にて得度し、法名を賜った。その..
寛永19年(1642年)、釈受賢によって創建された。受賢は三河国碧海郡藤井村出身の郷司で、俗名は藤井左衛門尉藤原重季。宣如上人(本願寺13世)が関東に下向したとき鳴海駅にて得度し、法名を賜った。その後、上人の巡下に随行して犬山に至る。当時、犬山坂下地区には寺院はなく、かねてからの寺院建立の望みにより、宣如上人より本尊を下附された。本尊の裏書には、「寛永十九壬午三月下院、尾州丹羽郡犬山荘中切惣道場、願入寺、願主受賢大谷本願寺、宣如在判」とある。 現住職は14世・釈千龍。
藤井山(ふじいさん)
浄土真宗
真宗大谷派
1642年(寛永19年)
阿弥陀如来
釈受賢(藤井重季)
藤井山願入寺
有り(境内東)