こうたいじんじゃ
山形県酒田市日吉町2丁目24−8
この神社は、最上川河口北側の日和山公園のすぐ東側に鎮座しております。すぐ北側には日枝神社という大きな神社があるせいでしょうか、やや人影の少ない寂しい神社となっております。
皇大神社(旧郷社) ..
皇大神社(旧郷社) 祭神 大日霎貴命 由緒沿革 創建年代詳ならず。もと台町の北大神宮山にあり、享保一九年社殿焼失の後、元文元年現境内に移転す。弘化三年造立。明治九年郷社に列す。 神社名鑑より。
湊まち、そして米都「酒田」の繁栄は「北前船」による開運によって華開きました。 さかた湊に寄港した船頭や回船問屋の荷主が、航海の無事を祈って必ずお参りしたのが、日の神である天照大神を祀った「皇大神社」であり後に四国の船頭たちが寄進勧進し、皇大神社の敷地内に建てられたのが、大物主神を祀った「金刀比羅神社」でした。 また、日和山公園には、幕府の天領米を置いた「瑞賢蔵」があり、常夜灯が北前船の夜を護り、その灯を守ったのも神明さんの宮司でした。 神明坂の石段や境内の石畳は、上方から帰る北前船のバラストとして船積みされたもので造られております。 神明さん(皇大神社・金比羅神社)、さかた湊に寄港した北前船、そして瑞賢蔵がある日和山などは、酒田の歴史を語る上で欠かせない歴史的・文化的な価値がある財産です。
大日霎貴命
旧郷社
自由
無料
15分
有り(日和山公園)