かんのんじ
島根県益田市津田町1263
龍雲寺龍屋の法孫全祐が津田原町に聖観世音菩薩を本尊とした小庵観音堂を建立した。天政十年、七尾城主益田藤勝は、曹洞禅に深く帰依し、仏供料一石六斗七升を寄進厚く保護を与えた。元禄十六年の津田浦の大火によ..
龍雲寺龍屋の法孫全祐が津田原町に聖観世音菩薩を本尊とした小庵観音堂を建立した。天政十年、七尾城主益田藤勝は、曹洞禅に深く帰依し、仏供料一石六斗七升を寄進厚く保護を与えた。元禄十六年の津田浦の大火により観音寺も廃燼に帰し、復興の命を受けた大宗獨端は大規模の寺院の建立は困難と見て寺院の前に仮小屋を立て民力の回復を待った。その後悦巌孝欣が獨端の跡を継いで来山し、現地尼堤の砂地を整地し寺院を再興し山号円鏡山を円通山と改めた。
曹洞宗
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