おおじんじゃ
和歌山県田辺市芳養松原1丁目19−12
創立年代は詳ではないが、院政期の記録中右記〈天仁2(1109)年〉や後鳥羽院熊野御幸記建仁元(1201)年などにみえる芳養王子社で、熊野参詣者に崇敬されたが、中世末以来、九十九王子信仰の衰微から荒廃..
創立年代は詳ではないが、院政期の記録中右記〈天仁2(1109)年〉や後鳥羽院熊野御幸記建仁元(1201)年などにみえる芳養王子社で、熊野参詣者に崇敬されたが、中世末以来、九十九王子信仰の衰微から荒廃したようで、社記に正和3(1314)年、若一王子権現宮として再興され、下芳養の産土神に祀られたことがみえる。 湯河氏も芳養庄を支配した時代に、田地5町余を寄進(『紀伊続風土記』)され、再興につとめている事が記されている。
宝永4(1707)年の津浪や延享3(1746)年の大火、嘉永7(1854)年の再三度の災害によって創立以来の記録・宝物類が消失したという。 明治元年には神仏分離の動きの中で、社名は若一王子宮・大神宮と改められた。
天照大神 豊受大神
10月8・9日(10月第2日曜日)
無料
約15分
無し
有り