みしろじんじゃ
島根県雲南市加茂町三代485
当社は延喜式神名帳ならびに出雲国風土記に登載せられた古社である。主祭神素盞鳴尊ご鎮座の起源は遠く神代の昔にさかのぼり、尊の八岐大蛇退治の神蹟と尊の神格により、この地方の拓殖を遂げられた御偉業に起因す..
当社は延喜式神名帳ならびに出雲国風土記に登載せられた古社である。主祭神素盞鳴尊ご鎮座の起源は遠く神代の昔にさかのぼり、尊の八岐大蛇退治の神蹟と尊の神格により、この地方の拓殖を遂げられた御偉業に起因するものである。 尊が高天原より天下り給いの川上に至って八岐大蛇をご退治になったと大蛇狂乱の末その頭は下神原の草枕に、その尾は三代の地に斬り留められたと伝えられる。これを以て中世以来、社号を尾留大明神と称せられた。 特筆すべくは、元の御代神社の社地辺りが三種の神器の一つ天叢雲の発祥の地である。 合祭されている大山咋命は、五穀豊穣・家庭日常生活の守り神としてそのご神徳を仰ぎ広く信仰されている。当地方は大昔から治水事業に腐心を重ね、氏神さまを中心にして生活してきたものである。その年号は不明であるが、滋賀県大津市坂本の日吉大社より大己貴命(大国主命で国土開拓・統治された) 始め二十一神を分霊勧請したものである。 社記によれば加茂町大字三代字東に鎮座し給う日吉神社は出雲国風土記に登載されている屋代郷比和神社で、その後日吉神社と称し神原村大字三代宮の東である現御代神社地に建立された。 御代神社は式内社として、延喜年間(901~922)に全国の由緒ある神を調査して延喜式神名帳に登録されたものである。永正十年(1513) の古棟札を最古として以後の造立再建の棟札は保存されているが、祭神勧請の年号は不明である。
素盞鳴尊、稲田姫命
例祭 10月26日 祈年祭 3月 新嘗祭 11月 稲荷神社 7月14日 高麻神社 11月3日
隣地の運動公園に駐車可能部分あり
あり