いっしきはくさんじんじゃ
岐阜県高山市荘川町一色字神田26
創立不詳。往古より社地を字神田、御手洗と称し、古墳形岩石山口に鎮座して御母衣、森茂、白山と共に白川白山三社の一なりと称せられ、亦黒谷、三尾河白山と共に分祀創立せりとも里伝に云へり。中古元久二年七月十..
創立不詳。往古より社地を字神田、御手洗と称し、古墳形岩石山口に鎮座して御母衣、森茂、白山と共に白川白山三社の一なりと称せられ、亦黒谷、三尾河白山と共に分祀創立せりとも里伝に云へり。中古元久二年七月十七日再建。以来造営屡々にして歴代国主代官郡代等越前支配に赴く途中当村三島家に宿泊して、必ず社参を例とし、社殿の造替神宝什器の寄進あり。天正二年安永四年九月等の再営記録あり。現拝殿は安永四年の改築にして当國では久津八幡山王一宮の拝殿に次ぐ可き古建築様式を表せり。明治維新村社に列し、同三十三年飛騨東照宮の本殿を模して改築せり。様式は入母屋造千鳥唐破風造にして東照宮及上枝の新宮と共に飛騨の三本殿の一なり。
伊邪那岐命(いざなぎのみこと) 伊邪那美命(いざなみのみこと) 菊理姫命(くくりひめのみこと) 大己貴命(おおなむちのみこと)
一色白山神社拝殿(高山市指定建造物)