しいやかんのんどう
新潟県柏崎市椎谷1583
弘仁年間(811)、椎谷の海中から現れた観音様をご本尊とする。寛永元年(1624)、お堂に泊まった山伏が暖を取ろうと観音様を燃やそうとすると、ごう音が鳴り響き、お堂は火事に。焼け跡に観音様はなかった..
弘仁年間(811)、椎谷の海中から現れた観音様をご本尊とする。寛永元年(1624)、お堂に泊まった山伏が暖を取ろうと観音様を燃やそうとすると、ごう音が鳴り響き、お堂は火事に。焼け跡に観音様はなかった。 観音様は佐渡・宿根木で子授け祈願をしていた人の子どもとして生まれ変わり、7年後に佐渡からお堂に戻ってきたと伝えられている。このため「子授け観音」として知られる。
現在の観音堂は、明和7年(1770)9月に再建。 越後三十三観音の番外。
あり