まんぷくじ
埼玉県深谷市畠山931-1
白田山観音院満福寺は、真言宗豊山派の寺院で鳥羽天皇(1110年頃)の御代に弘誓房深海上人が草創した。 後に畠山重忠公が寿永年間に再興し、菩提寺としたものである。 本尊は不動明王、制吒迦、矜羯羅両..
白田山観音院満福寺は、真言宗豊山派の寺院で鳥羽天皇(1110年頃)の御代に弘誓房深海上人が草創した。 後に畠山重忠公が寿永年間に再興し、菩提寺としたものである。 本尊は不動明王、制吒迦、矜羯羅両脇侍の三尊立像で彩色の宮殿に安置され、須弥壇、前机とともに町指定文化財になっている。 現本堂は、以前は講堂で間口十間、奥行七間あり、寛政四年(一七九二年)建立のものである。 重忠公の菩提寺として実山宗眞大居士の位牌があり、寺宝として茶釜、太刀、長刀、大般若経、御朱印状等が伝えられている。 別棟の観音閣には、重忠公の守本尊(等身大)である六尺三寸の千手観音像が安置され、秩父坂東西国百番観音像、算額絵馬(和算家が自己の発見した数学の問題や解法を書いて奉納した絵馬)等がある。 また、当寺の裏には、彰義隊士水橋右京之亮の墓、重忠廟の牌もある。(埼玉県掲示より)
白田山
観音院
真言宗
豊山派
1110年頃
不動王像、矜羯羅童子、制咤迦童子 の三尊立像
寿永年間(1182年-1184年)
畠山重忠公
秩父鉄道永田駅 から徒歩14分 バス(川本南循環)満福寺前バス停 徒歩2分