だいしょういん
東京都目黒区下目黒3-1-3
大聖院は、弘治3年(1557)貞順によって開創されたと伝えられ、目黒不動瀧泉寺の末寺でありました。 本尊は京都永観堂本尊の写しとされる回顧(みがえり)の阿弥陀如来で、他に十一面観世音菩薩・不動明王..
大聖院は、弘治3年(1557)貞順によって開創されたと伝えられ、目黒不動瀧泉寺の末寺でありました。 本尊は京都永観堂本尊の写しとされる回顧(みがえり)の阿弥陀如来で、他に十一面観世音菩薩・不動明王像が安置されていました。 元和年中(1615~23)生運和尚が中興し、旧目黒村総鎮守大鳥神社の別当寺でありました。寛政10年真性和尚が本堂・庫裏を再建しましたが、その後長らく無住の時代があり、堂宇が荒廃しました。 十三世良詮師は終生を寺門の復興に委ね、昭和2年4月本堂の大修理・庫裏の改築が完成し、諸般の設備が整いました。然し、昭和20年5月の空襲により本尊並びに堂宇を焼失、直ちに仮本堂を建築し、類焼を免れた十一面観世音菩薩を本尊として奉安されました。 昭和42年十四世良勤師の代に現在の鉄筋2階建ての本堂・書院が新築されました。同56年本堂再建15周年記念事業として、無縁塔を兼ねた納骨堂が建立されました。 又、平成7年、天台大師1400年御遠忌に際し、庫裏を兼ねた3階建て斎場・客殿を建築し檀徒の利便に供しています。 天台宗HPより
松輝山
天台宗