ほうきょうじ
山形県村山市大久保163-2
大久保大圓山宝鏡寺は大石田横山地区にある黒龍山向川寺の末寺、また一説には山形龍門寺の末寺ともいわれています。宝鏡寺は最上満頼の菩提寺とされています。しかし出羽国風土記という本には、満頼が最初に封ぜら..
大久保大圓山宝鏡寺は大石田横山地区にある黒龍山向川寺の末寺、また一説には山形龍門寺の末寺ともいわれています。宝鏡寺は最上満頼の菩提寺とされています。しかし出羽国風土記という本には、満頼が最初に封ぜられたのは山形市漆山楯であるとし、漆山の稲荷神社には、応永21年満頼の奉納といわれる短刀備前兼光や、同じ応永21年の千手観音堂の修復・農地開拓などの事蹟が伝えられており、今後の研究が待たれるところでしょう。 宝鏡寺は最初向川寺の六世天沖良門(文明15年=1483年没)が、斯波満頼の招請により、最上川碁点開削前に大槙袋町に開山建立されたといわれ、その後北山大圓山(現白山神社付近)の地に移り、さらに後、最上義光が碁点開削をした後に、大久保に移ったと伝えられています。
大圓山
曹洞宗
釈迦牟尼佛
山形百八地蔵尊霊場第83番 延命地蔵菩薩 北郡三十三観音霊場第三番札所
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