はくさんじんじゃ
静岡県磐田市豊浜中野743
創建は寛政3年(1463)、御正体(阿弥陀如来)を紀伊国熊野山本宮より勧請して氏神としました。その後、江戸時代の初め頃疫病がはやったときに「白山を信仰して、どぶろく(濁酒)を献じ祈願せよ。」とのお告..
創建は寛政3年(1463)、御正体(阿弥陀如来)を紀伊国熊野山本宮より勧請して氏神としました。その後、江戸時代の初め頃疫病がはやったときに「白山を信仰して、どぶろく(濁酒)を献じ祈願せよ。」とのお告げにより悪疫を退散させた、という言い伝えが残っており、この時点より菊理姫命が御祭神として仰がれたのでしょう。熊野山本宮より勧請された御正体は、現在、白山神社の宝物として保管されているそうです。また、この濁酒作りを中断したところ、その年に伝染病が流行し、多くの人が苦しんだため、再び濁酒を作って神社に供えるようになったとも言われています。 延宝5年、元禄14年に社殿の修繕がおこなわれましたが、安政元年の地震で大破し、翌年修繕されました。
菊理姫命
寛政3年(1463年)
10月2日
無料
あり
なし