あらはばきじんじゃ
宮城県大崎市岩出山下一栗荒脛巾164
古代先住民(荒吐族、荒脛巾族)の祖神、守護神として、祀ったもので、ある文献によると古代の東北、関東の地に六百余社数え、平安期のアラバキ系中心王候に南部衣川、安部氏が後裔と言われる前九年の役後、改神或..
古代先住民(荒吐族、荒脛巾族)の祖神、守護神として、祀ったもので、ある文献によると古代の東北、関東の地に六百余社数え、平安期のアラバキ系中心王候に南部衣川、安部氏が後裔と言われる前九年の役後、改神或いは合祀の憂目にあい、現在県内に残る荒脛巾神社は当社他数社のご鎮座がみられます。 祭祀年は定かではないが、アラバキ族の王城の地を西暦前に米山、朝来にまた西暦後多賀城へ、そして古川市宮沢(302年)に移したとある。これを証とすればこの何年か時代にこの地に一族集団が安住の地を求め守護神として祀ったものと推定される。
祖神として天、地、水の三神を基とし、日輪(日、月星)を父なる神、万物を育む地、水(山海)を母なる神とする、自然信仰で二千年に及んで鎮座する産土神である。