えんねじ
静岡県富士宮市大久保216
延宝7年(1679)12月、身延31世一円院日脱を開山とし、玄通院日雲を開基として堂宇が建立されたのにはじまる。その後、およそ200年のあいだ法灯を伝えてきていたが、のち久しく住職がいない状態が続い..
延宝7年(1679)12月、身延31世一円院日脱を開山とし、玄通院日雲を開基として堂宇が建立されたのにはじまる。その後、およそ200年のあいだ法灯を伝えてきていたが、のち久しく住職がいない状態が続いた。そのため、明治17年(1884)の秋に廃寺となる。その後40年間祖師堂として維持されてきたが、大正11年(1922)には宗祖降誕700年記念事業として寺号を復活した。 当寺はふたたび身延末に列して今日に至っている。現在は西谷法縁の寺である。本尊勧請様式は一尊四士であり、祖像は合掌印である。
妙境山
日蓮宗
有り