明徳三年六月十五日に住吉神社とし 創立、明応元年に羽黒山神社より御分霊移祭、安永七年に東叡山より彗日山霊場縁起安永八年社殿再建、明治九年村社に列格、明治 十三年、住吉神社より出羽神社と改称 昭和九年御本殿建設、昭和十七年社務所建設、平 成四年開神、開村六百年特別記念祭を斎行す る。本社は出羽三山神社と深いつながりがあり、 蜂子皇子様が由良の八乙女に上陸の際に 地元人々が拒んだので、三本足の鳥を操って おった白行者が仲裁に入り、皇子様を無事 上陸させ、白髪の行者の案内で出羽三山を開 山され行者は案内後に下山され、 増川の川尻 の地に住み祈禱者として余生を送られたので 住吉神社と名付けられ、出羽三山との旧縁に より出羽神社と改称されたと伝えられる。恒 例祭典の外に記念祭典として午歳御縁年、 五十年刻みの特別祭典が斎行されている。