やさかじんじゃ
山形県最上郡真室川町新町809
創立は万治二年とも、天文年間(神 社明細書)とも、又少しくさかのぼって大永 年間(新庄最上神社誌、昭和六十一年刊)と もいう。後者によれば「大永年中佐々木貞綱此の地に移封せらるるや多門定實、牛頭天王..
創立は万治二年とも、天文年間(神 社明細書)とも、又少しくさかのぼって大永 年間(新庄最上神社誌、昭和六十一年刊)と もいう。後者によれば「大永年中佐々木貞綱此の地に移封せらるるや多門定實、牛頭天王(須佐男命)を奉じ之に従い移る。貞綱野 田の荘に社殿を造営し、鬼門の守護神として 尊信浅からず、越前守秀綱の世に賽田千五 百刈(延越前守侍分限帳、慶長六年)を附せり」(鮭延瑞鳳編延城記) とある。後に現在 の三蔵院敷地内に遷座、更に昭和二年、稲荷 神社と天満神社を合祀して現在地に新築遷座。 明治六年二月十五日村社に列格する。
須佐男命
十二級社 旧村社