じょうけいじ
福島県いわき市小川町上小川植ノ内42
明徳2年(1391)に長福寺の堯雄和尚によって開山された。本尊の不動明王は、室町時代の作であるが、作者は不詳である。境内仏としては、十一面観世音菩薩・地蔵菩薩・子育観音が祀られている。現在の本堂は、..
明徳2年(1391)に長福寺の堯雄和尚によって開山された。本尊の不動明王は、室町時代の作であるが、作者は不詳である。境内仏としては、十一面観世音菩薩・地蔵菩薩・子育観音が祀られている。現在の本堂は、大正年間に再建された。 市指定の「天明飢餓の碑」は、高さ225センチ巾83センチで、御影石で造られている。全国的に早害が発生し、各地に農民の強訴兆散が起こった。小名浜代官の陰山外記の善政によって、当地方に餓死者が出なかった。このことに感謝した農民が、同代官の徳をたたえるために建立した碑である。
稲荷山
真言律宗
不動明王
明徳2年(1391)堯雄和尚
福島八十八ヶ所霊場 第82番札所
天明飢餓の碑(市指定有形文化財)
あり