たいけいじ
福島県いわき市小川町上小川川古屋34
平安時代末の応保2年(1162)に湛海和尚がかいさし、開基は平鎌田村の郷主鎌兵衛の南に地蔵菩薩を本尊として建立、太慶寺と号したと伝えられている。その後、鎌田氏の勢力が衰微し、荒廃と化した太慶寺を、元..
平安時代末の応保2年(1162)に湛海和尚がかいさし、開基は平鎌田村の郷主鎌兵衛の南に地蔵菩薩を本尊として建立、太慶寺と号したと伝えられている。その後、鎌田氏の勢力が衰微し、荒廃と化した太慶寺を、元亀2年(1571)に長福寺第九世堯雄和尚が本尊と寺号を譲り受けて現在の地に再建した。 天明元年(1781)に火災によって全焼した当寺は、寛政2年(1790)に第十五世やね戒範和尚が再建し現在に至っている。
龍田山
真言律宗
延命地蔵菩薩
応保2年(1162)湛海和尚
平鎌田村の郷主鎌兵衛の南
元亀2年(1571)
長福寺第九世堯雄和尚
福島八十八ヶ所霊場 第83番札所
あり