ほんきょうじ
山形県鶴岡市大東町15-5
苗津川に架かる苗津橋北方、旧羽黒街道南側にある。近世には紙漉町南側奥に位置していた。實教山と号し、法華宗。本尊は御本尊曼陀羅・日蓮聖人木像。古くは真言宗で、享禄4年(1531)法華宗に改宗したという..
苗津川に架かる苗津橋北方、旧羽黒街道南側にある。近世には紙漉町南側奥に位置していた。實教山と号し、法華宗。本尊は御本尊曼陀羅・日蓮聖人木像。古くは真言宗で、享禄4年(1531)法華宗に改宗したという。寛文13年(1673)庄内藩主の命により鶴ヶ岡城大手門先から苗津川辺に替地を与えられて移転、引移料として金100両を下されたという(川上記)。「大泉掌故」は現在地へ移転する前は三日町東の突き当りの地にあったとしており、寛文10年9月末松彦大夫親子の切腹が当寺で行われた際には三日町にあったことになる(「川上記」、「御家中御叱聞合書」鶏肋編)。
實教山
法華宗
陣門流
曼陀羅・日蓮聖人木像
享録4年(1531年)
大覚院日定大徳
鶴岡駅から徒歩20分
有り