こやつばやしかすがじんじゃ
埼玉県熊谷市小八林55
創建については不明であるが、村の開発者が当地の発展を祈って勧請したものと思われ、その境内には石灯龍等の石造物が、社殿内には延享五年(一七四八)銘の社号額をはじめとする絵馬・額類が氏子によって多数奉納..
創建については不明であるが、村の開発者が当地の発展を祈って勧請したものと思われ、その境内には石灯龍等の石造物が、社殿内には延享五年(一七四八)銘の社号額をはじめとする絵馬・額類が氏子によって多数奉納されており、氏子が長きにわたって当社に寄せてきた信仰の厚さが感じられる。また『風土記稿』小八ツ林村の項には、当社について「春日社村の鎮守とす 末社 天神」とあるほか、村民持ちの白山社・八幡社・第六天社及び稲荷社、大福寺持ちの雷電社、十林寺持ちの頭殿社・稲荷社についての記載があり、当時は村の鎮守として当社を祀るとともに廓(村組)ごとで小祠を祀っていたことがわかる。
天兒屋根命
村社
なし