えんぷくじ
東京都清瀬市野塩3-51
圓福寺は、慶長の初期、遠州石雲院の末寺、東久留米の浄牧院から十世陽岳宗春大和尚によって、曹洞宗(禅宗)圓福寺として開山され慶長年代、1600年頃領主匂坂六郎五郎吉政が開基となりました。また、圓福寺の..
圓福寺は、慶長の初期、遠州石雲院の末寺、東久留米の浄牧院から十世陽岳宗春大和尚によって、曹洞宗(禅宗)圓福寺として開山され慶長年代、1600年頃領主匂坂六郎五郎吉政が開基となりました。また、圓福寺の境内には、匂坂六郎五郎吉政が領民の安隠無事を祈願して創建する薬師堂があり、本尊の薬師如来像、脇に立つ日光、月光の二菩薩像、これ等を守る十二神将が安置され、今に厚い信仰を得て毎月八日に薬師講が行われています。薬師堂側の墓地には、吉長、吉次、吉久(政国)が葬られ二基の宝篋印塔、心岸院殿の墓碑が所存する。
現在の本堂は、当時十八世圓定和尚が寅か陰か弘化5年(1847年)正月に消失しましたが、わずか3年(1850年)嘉永2年3月にほぼできあがりました。しかし荒壁のまま建具も不備、庫裡はごく貧弱のまま昭和45年まできました。昭和46年圓福寺二十五世大覚弘成大和尚によって、堂内の大修築が行われて法堂・薬師堂・坐禅堂・鐘楼堂・山門・葬祭場・三重塔等の大伽藍が復興されたのも檀信徒の協力を得て、現在まで達したのです。現境内は、大樹竹林等が茂り武蔵屈指の名刹曹洞宗に於ける随一の門景風致を有し且つ薬師如来の神力が及び恵光普く照らします。 (曹洞禅ナビより)
大醫山
曹洞宗
釈迦如来
円福寺
薬師堂の「薬師如来坐像」、「日光菩薩立像」、「月光菩薩立像」、「十二神将」は、いずれも清瀬市指定有形文化財
西武池袋線「秋津駅」より徒歩15分 JR武蔵野線「新秋津駅」より徒歩20分
無料
有り