すみよしじんじゃ
兵庫県神戸市長田区西尻池町2-5-1
戦災後、御霊を一時、長田神社に御奉遷したが、昭和22年仮本殿が再建され、還御した。 昭和24年、住吉神社御造営奉賛会が結成され、25萬円の予算で再建に着手した。当時は戦災で疎開したままの氏子が多く..
戦災後、御霊を一時、長田神社に御奉遷したが、昭和22年仮本殿が再建され、還御した。 昭和24年、住吉神社御造営奉賛会が結成され、25萬円の予算で再建に着手した。当時は戦災で疎開したままの氏子が多く、再建の計画は必ずしも順調に進まず、約20年後の昭和43年、阪神高速道路建設に伴う都市計画により、社地が換地指定を受けたのを機会に、新社地に総造営費150萬円で新社殿を再建し、境内の一部を児童公園として開放することになり、募財活動を開始、昭和44年3月29日、遷座祭を斎行した。 その後、平成7年1月17日の阪神淡路大震災により、社殿は倒壊したため、平成九年春に現在の社殿に復興した。毎年7月30日に例祭を斎行している。 住吉大神を祀り、何時代(頃)に御鎮座されたかは不詳であるが、古来より西尻池村の守護神として奉斎されていた事は事実である。