おおいじんじゃ
三重県津市一志町大仰 2109
往古、多気国司北畠氏の家臣で小泉左近という者が、当地に居住しており、当社の古い境内社熊野神社は、小泉氏の鎮守神であったという。長禄年(一四五七~五九)問に絶家した。同社はもと、字山上に鎮座されていた..
往古、多気国司北畠氏の家臣で小泉左近という者が、当地に居住しており、当社の古い境内社熊野神社は、小泉氏の鎮守神であったという。長禄年(一四五七~五九)問に絶家した。同社はもと、字山上に鎮座されていたが、後、宮新田に遷座。この神を村下に遷し奉る非礼をおそれて、字上手に遷座したという。その後、夕刻から夜陰に及び、折々御山が鳴動するようになり、村人恐懼して協議、小泉家の鎮守ではあったが、向後は村の鎮守として尊崇していくことにしたい、もともとこの里は豊宇気大神信仰であったが、これらの神々を村の鎖守神として氏神本社と崇め、祭祀を奉仕することにした。それにより、泰山鳴動も治まり、村も平和になったと伝えている。
《主》豊宇気比女神,《配》速玉男命《合》豊石窓神,櫛石窓神,天穂日命,草葺不合尊,日本武尊,仁徳天皇,仲哀天皇,大日孁貴命,品陀和気命,高神,五男三女神,
無し