てんしんしゃ
島根県出雲市大社町杵築東194
少名毘古那神は『日本書紀』に「大己貴命と力を合わせ、心を一つにして天下を経営され、人々と家畜のために、病気になったときの治療の仕方を定め、鳥獣や昆虫の災いを祓うためのまじないの方法を定められた神であ..
少名毘古那神は『日本書紀』に「大己貴命と力を合わせ、心を一つにして天下を経営され、人々と家畜のために、病気になったときの治療の仕方を定め、鳥獣や昆虫の災いを祓うためのまじないの方法を定められた神であり、人々は今に至るまでことごとくこの神のおくこの神のかげを蒙っている」とあり、各地に伝えられている風土記にも登場されています。 島根県内で、この神様をお祀りした神社は129社あるといわれていますが、主祭神としてお祀りされている神社は少なく(25社)、全国的にも大己貴神(大国主神)と合わせてお祀りされている神社が多く見受けられます。 このように少名毘古那神は大国主神と深いご縁にある神様ですが、なぜか出雲大社の摂社・末社ではなく、出雲国造家の邸内社にお祀りされてきており、寛文の屋敷替えにあたって現在の心字池中之島の小祠に遷しお祀りされ、今日に至っています。
無料
出雲大社周辺の駐車場を利用(有料・無料)
隣接する出雲大社に整備されています。