ちょうあんじ
岡山県津山市西寺町52
大道山長安寺(だいどうざん ちょうあんじ)は曹洞宗(大本山は福井県の永平寺、横浜市の総持寺)の寺院で、正保元年(1644)旭堂嶺朔大和尚が開山。
はじめ山号を勝福山と号していたが、いつの頃か大..
はじめ山号を勝福山と号していたが、いつの頃か大道山と改められた。
本尊は楊柳観世音菩薩の霊仏であり、守護神として火盗消除(防火、盗難除け)の秋葉三尺坊大権現を奉安する。本堂前には水子地蔵を祀り、生命の尊さを唱え、子安成長、無難安産のご祈念を行っている。「大道透長安」と書かれた山門額は、黄檗宗本山第五代高泉禅師の筆である。
津山藩の兵学指南役として神伝流を導入、東作誌を編纂等、文武両道を究めた正木兵馬の鉄製の墓があり、又日本科学界第一人者の久原躬弦の墓もある。参禅道場として毎月坐禅会、また七月に夏季暁天坐禅会を開催し、広く参禅学道を呼び掛けている。
大道山
曹洞宗
あり