れんふくじ
三重県名張市赤目檀447
本寺の創建は、東大寺文書に「蓮福寺」の名が出ており、かなり古く鎌倉初期の項と思われる。元の本尊 不動明王は、天正伊賀の乱(1581)のため焼失してしまったので、享保18年(1733)檀村の渕矢与次兵..
本寺の創建は、東大寺文書に「蓮福寺」の名が出ており、かなり古く鎌倉初期の項と思われる。元の本尊 不動明王は、天正伊賀の乱(1581)のため焼失してしまったので、享保18年(1733)檀村の渕矢与次兵衛が仏師に作らせて奉納したと言われる。 弁財天(木像)は、智敏大師の作と称せられ、大宝年間(7世紀初)役行者 小角が雨乞祈願のため七重の檀を築き秘法を修業されたおり、紫雲に乗って弁財天が現れたという。役行者は、この不思議な霊に感得して、即刻そのお姿を彫刻し祈ってきたものと言われる。 現在の蓮福寺は、大正2年(1913)の建築で、檀の弁天さんとして昔から親しまれている。
上津山
真言宗
醍醐派
不動明王
伊賀四国八十八ヶ所霊場第72番札所