とこよぎひめじんじゃ
埼玉県深谷市樫合646-2
境内掲示板 修復之記 敬神崇祖はわが国古来の伝統美俗である惟うに当社は天文四年創祀するところと伝えられはじめ八王子権現社として本地佛無盡意菩薩を安置した 爾来幾星霜村民崇仰の的として栄えると..
境内掲示板 修復之記 敬神崇祖はわが国古来の伝統美俗である惟うに当社は天文四年創祀するところと伝えられはじめ八王子権現社として本地佛無盡意菩薩を安置した 爾来幾星霜村民崇仰の的として栄えるところがあったが、徳川幕府の政事衰へ明治維新となるや神佛分離の掟によって八王子権現社を常世岐姫神社と改め今日に及んでゐる 一方顧みるに社殿は草創以来茅葺のままであったが、元治元年奥宮を流造り鱗葺きとし拝殿を入母屋造り瓦葺に改めてその面目を一新し更に昭和六年には外宇を造って奥宮を安置し以ってその社容を整えるところがあった 然るに昭和四十一年九月二十五日台風二十六号襲来風速四十米に樹齢三百有余年に及ぶ境内の大木三十数本倒木し為に奥宮外宇は倒壊し拝殿は損傷し昔日の面影を失うに至った よってここに奉賛会は大字の協賛により改修築をなすに当り伊勢参宮者より金拾七万六千円の浄財の寄贈あり其の芳名をここに記す 昭和四十二年四月吉日 大字樫合常世岐姫神社奉賛会 前埼玉県図書館長 韮塚一三郎撰 常世岐姫神社宮司 宮本義武