だいちょういん
神奈川県小田原市扇町1-12-27
明鏡山と號す、同宗(曹洞宗早川村久翁寺末、)正保四年建、開山松岩存龍(本寺四世、壬子正月十七日卒と云、寛文十二年なるべし)開基は長野内蔵頭源祐守(法名大長院梅林宗信大禅定門、寛永八年八月廿一日死、境..
明鏡山と號す、同宗(曹洞宗早川村久翁寺末、)正保四年建、開山松岩存龍(本寺四世、壬子正月十七日卒と云、寛文十二年なるべし)開基は長野内蔵頭源祐守(法名大長院梅林宗信大禅定門、寛永八年八月廿一日死、境内に墳墓あり、)にて實は祐守の子、伊藤九郎右衛門祐孝、(法名佛國院虚庵成空居士、慶安三年十一月十一日死、城内に墓あり、子孫今長野靱負と稱し一橋殿家人なり、)草建して、亡父を開基とせしなりと云、されど鬼籍には北條氏の臣大藤長門守開闢の地なり、故に其姓名の文字を採用して院號とすとあれば、正保四年中興せしなるべし、本尊正観音、(新編相模国風土記稿より)
明鏡山
大長院
曹洞宗
正観音像
松岩存龍(久翁寺4世)
長野内蔵頭源祐守(法名:大長院梅林宗信大禅定門)