ふたごやまこふん
埼玉県行田市埼玉
二子山古墳(ふたごやまこふん)は、埼玉県行田市埼玉にある古墳。形状は前方後円墳。埼玉古墳群を構成する古墳の1つ。国の特別史跡に指定されている(特別史跡「埼玉古墳群」のうち)。 埼玉県では最大規模の..
二子山古墳(ふたごやまこふん)は、埼玉県行田市埼玉にある古墳。形状は前方後円墳。埼玉古墳群を構成する古墳の1つ。国の特別史跡に指定されている(特別史跡「埼玉古墳群」のうち)。 埼玉県では最大規模の古墳で、6世紀前半の築造と推定される。 二つの山があるように見えることからこの名がある。 墳丘長132.2メートル 後円部径67.0メートル・高さ11.7メートル 前方部幅83.2メートル・高さ13.7メートル 方形の二重周濠をもつ。現在の内堀は水をたたえているが、元々は空堀だったことがわかっている。 西側くびれ部に造り出しがある。 墳形は稲荷山古墳および鉄砲山古墳と同様大仙陵古墳に類似し、稲荷山古墳を1.15倍すると二子山古墳に重なる。 もと東側裾に観音寺があったところから「観音山」とも呼ばれる。 内部埋葬施設は不明であるが、周濠からは1メートルを越える円筒埴輪が、多数出土している。 古墳の造営年代は出土した埴輪や須恵器の特徴から、6世紀の前半と考えられている。 浸食作用で墳丘外周の崩落が深刻化したため、内堀の水を抜いて埋め立てて「空堀」にする工事が進んでいる。 2023年1月27日、古墳の頂上部分に2カ所の穴が掘られる古墳破壊の被害を受けたことが判明した。穴の深さは最大で2メートルを超えるものもあった。 Wikipediaより引用
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