たかやませんぎじんじゃ
岡山県井原市門田町1450
神亀2年(725)第7代孝霊天皇の第2皇子吉備津比古命が「県の里」と言われるこの辺り一帯に居た賊徒征伐のため、ここ高山に兵1千騎を送り平定された古蹟である。 村民は命の高徳を仰ぎ、社殿を造営し、..
神亀2年(725)第7代孝霊天皇の第2皇子吉備津比古命が「県の里」と言われるこの辺り一帯に居た賊徒征伐のため、ここ高山に兵1千騎を送り平定された古蹟である。 村民は命の高徳を仰ぎ、社殿を造営し、神霊を奉斎した。 明治の初期頃までは高山千騎大明神と称していたが、その後、文字の安易さにより「騎」を「義」に改め高山千義神社とした。 命が賊徒平定の時に馬を繋いだ周囲5メートルもある老松「馬つなぎの松」が昭和30年頃枯れた。 元弘元年楠正成が戦勝祈願のため奉納した刀一振りが現存している。 祭は春(5月9、10日)秋(10月9、10日)に行われ、神輿や子供相撲で賑わう。 大正14年6月神饌幣帛料供進神社に指定された。 寛政9年12月に社殿を改築し、その後昭和11年5月、同21年9月に改築が行われた。平成12年7月本殿の屋根を葺き替えた。
吉備津彦命
村社
千義様
井原鉄道井原駅 巡回バス県主小学校前から徒歩10分(淀まわり時は神社前)
有り