くにつじんじゃ
三重県名張市青蓮寺 948
当社は創祀については、詳らかにはし難い。社伝によれば、祭神大名牟遅神は、比奈知鎮座の式内名居神社の分霊が六箇山の村々に祭られ、本社もその一つであったと伝えている。大正伊賀の乱に際し、社殿をはじめこと..
当社は創祀については、詳らかにはし難い。社伝によれば、祭神大名牟遅神は、比奈知鎮座の式内名居神社の分霊が六箇山の村々に祭られ、本社もその一つであったと伝えている。大正伊賀の乱に際し、社殿をはじめことごとく焼亡した。後、元禄一六年(一七〇三)再興し、再度名居神社の分霊を迎え翌一七年遷座祭を挙行したといわれている。この後、近郷の氏神として多くの崇敬を集めた。明治四〇年(一九〇七)大字青蓮寺鎮座無格社若一神社ほか、八社を合祀した。
《主》大名牟遅神,《配》天押雲神,火之迦具土神,速玉之男命,建速須佐之男命,木花佐久夜比売命,五男三女神,大山祇神,崇徳天皇,応神天皇,大物主神