わかざくらじんじゃ
奈良県桜井市大字谷字西浦344
若桜神社は若桜部朝臣や阿部朝臣の祖神といわれる伊波我加利命(いわかがりのみこと)を祭神で「大和志」には「在桜井谷邑 今称白山権現」とあり『延喜式』神名帳城上郡の若桜神社に比定されますが、大字池ノ内の..
若桜神社は若桜部朝臣や阿部朝臣の祖神といわれる伊波我加利命(いわかがりのみこと)を祭神で「大和志」には「在桜井谷邑 今称白山権現」とあり『延喜式』神名帳城上郡の若桜神社に比定されますが、大字池ノ内の稚桜神社とする説もあります。
高屋安倍神社は『延喜式』神名帳に登載されている名神大社で、祭神は屋主彦太思心命(やぬしひこふとしたまのみこと)・大彦命(おおひこのみこと)・産屋主思神(うぶやぬしおもひのかみ)の三座で、名神大社として崇敬され天慶三年(940年)頃までの記録はあるようですが、その後、歴史上消息を絶っています。
尚、この地を履中天皇の磐余稚桜宮跡に充てる説もあり、書記に履中天皇が皇后と磐余の市磯池(いちしのいけ)で遊宴中に、桜の花が盃に落ちた事を天皇は珍しい事と喜ばれ、この桜のあった御所の掖上の桜を清水湧き出る泉のそばに植えられ、宮の名前も磐余稚櫻宮にされたといい、桜井という名はここからきているといわれています。この井戸といわれるものは、当神社のすぐ近くにありますが近年、若櫻神社にも復元されています。
境内 式内社 大和國城上郡 高屋安倍神社三座 並名神大 月次新嘗 境内摂社高屋安倍神社 屋主彦太思心命 大彦命 産屋主思命
伊波我加利命
村社 式内社
銅板葺の一間社春日造
10月5日
無料
無し