おおくらひめじんじゃ
奈良県御所市古瀬377
当社の創建・由緒は不詳ながら、式内社「大倉比賣神社」について『延喜式』神名帳には「一名雲櫛社」との註があり、「雲櫛社」とも呼ばれていたようです。 『先代旧事本紀』によれば、大己貴神が田心姫命との間..
当社の創建・由緒は不詳ながら、式内社「大倉比賣神社」について『延喜式』神名帳には「一名雲櫛社」との註があり、「雲櫛社」とも呼ばれていたようです。 『先代旧事本紀』によれば、大己貴神が田心姫命との間に設けた子に味鉏高彦根神と下照姫命がおり、下照姫命は「倭国葛木郡の雲櫛社に坐す」と記し、この「雲櫛社」が式内社「大倉比賣神社」であり、ここから社名の「大倉比賣」とは「下照姫命」のことだと云われております。
御所市古瀬に鎮座する式内社(論社)
大倉比売命
式内社(大和國葛上郡 大倉比賣神社)論社
銅板葺の一間社春日造
宇久比須宮