みやざくはちまんじんじゃ
千葉県大網白里市大網2990
この社は、長享ニ年(一四八八年)土気城主 酒井 定隆(さかい さだたか)が土気城を再建したとき、城の鬼門除けとして長峰から今の所に移したもので、永禄四年(一五六一年)坂井四代の城主 胤治の命により、..
この社は、長享ニ年(一四八八年)土気城主 酒井 定隆(さかい さだたか)が土気城を再建したとき、城の鬼門除けとして長峰から今の所に移したもので、永禄四年(一五六一年)坂井四代の城主 胤治の命により、大網城主 板倉長門守が再建した。中央本社の祭神は、誉田別命(応神天皇)。向かって左の小社は春日大明神、右の小社は天照大神である。県文化財調査員海老名雄二氏の所見によると、柱や蛙股などに永禄の部分が残されているが、主として享保(一七一六年~一七三六年)の頃の再建と見るべきであろうという。風雪にさらされて老朽甚だしく、昭和五十八年に大改修が行われた。小社は部分改修であるが、本社は一部古材を活かし原型に忠実に復元された。
八幡神社(はちまんじんじゃ)は、千葉県大網白里市(上総国山武郡)にある神社。旧社格は郷社。
誉田別命(応神天皇)
長享2年(1488年)
有り
無し