みょうふくじ
東京都大田区南千束2-2-7
弘安5年(1282)の創立。開山持法院日慈。 弘安5年9月8日に身延を出て常陸国に向かわれた宗祖が、途中池上宗仲邸に立寄るために同18日この地にさしかかり、池畔の老松に袈裟を掛けて休まれ、この池..
弘安5年(1282)の創立。開山持法院日慈。 弘安5年9月8日に身延を出て常陸国に向かわれた宗祖が、途中池上宗仲邸に立寄るために同18日この地にさしかかり、池畔の老松に袈裟を掛けて休まれ、この池で手を洗われたという。袈裟掛の松は広重の「名所江戸百景」の一つに描かれ、そこに建てられた庵が、御松庵と名付けられた。 妙福寺は開山日慈が日本橋馬喰町に建立し、明暦3年の江戸の大火で焼失。のち浅草永住町に移転再建。大正12年関東大震災で焼失し、翌13年再建。 昭和2年に現在地に移転、御松庵と合併。翌3年より昭和43年の間に堂宇を次々に再建した。御松庵は池上本門寺の末寺である久が原本光寺の庵室であったが、嘉永3年(1850)頃に堀の内妙法寺に変わった。 祖師堂は平成14年6月25日、文化財保護法第五十六条の二ノ一項の規定により文化財登録原簿に登録された。
妙福寺(みょうふくじ)は、東京都大田区南千束2丁目にある日蓮宗の寺院。旧本山は身延山久遠寺。
星頂山
日蓮宗
弘安5年(1282)
持法院日慈
御松庵
祖師堂は国の登録有形文化財
宗祖御報恩会式
東急池上線洗足池駅