たかもろじんじゃ
広島県福山市今津町6丁目15−10
『福山史科』によると、白鳳5年、沼隈郡今津村の海岸に難破船が漂着した。乗人は3人で、言葉が通じない。村長の田盛が筆談すると、新羅国王だという。田盛は彼を厚く遇し、朝廷にこれを報じた。 しかし、朝廷..
『福山史科』によると、白鳳5年、沼隈郡今津村の海岸に難破船が漂着した。乗人は3人で、言葉が通じない。村長の田盛が筆談すると、新羅国王だという。田盛は彼を厚く遇し、朝廷にこれを報じた。 しかし、朝廷から返答のないまま、翌年に王が没し、前の山に葬った。 翌年、田盛の夢に王が現れ、自分は須佐之男命だと言った。そこで田盛は王を祀った。これが剣大明神(高諸神社)となった。
-式内社調査報告より-
須佐之男命
延喜式内社 県社
676年(白鳳5年)もしくは678年(白鳳7年)といわれるが詳細は不明、他説もあり
剣大明神とも呼ばれそのため通称『お剣さん』とも呼ばれている
JR松永駅から徒歩約20分、高諸神社前バス停から徒歩約3分
無料
有り