せいすいじ
群馬県高崎市石原町2401
高崎観音山の東腹にある曹洞宗の寺院で、古くから養蚕の仏様として近郷の信仰を集めています。大同3年( 808)に、坂上田村麿が東国平定の際に戦死した将兵の冥福を祈り、京都の清水寺から勧請して建てたと伝..
高崎観音山の東腹にある曹洞宗の寺院で、古くから養蚕の仏様として近郷の信仰を集めています。大同3年( 808)に、坂上田村麿が東国平定の際に戦死した将兵の冥福を祈り、京都の清水寺から勧請して建てたと伝えられています。本尊は千手観音で、近隣丘陵地の名称「観音山」の基となるものです。 また正面右に田村麿の像を安置する田村堂があります。田村堂内には、元治元年(1864)下仁田において水戸天狗党と戦って戦死した高崎藩士36人の木像を安置しています。 観音山下からつづく石段の参道両側には、多くのアジサイが植えられており開花期には参詣者で賑わいます。観音堂(本堂)前には楼門風の舞台があり、高崎市街が見晴らせる様になっています。 観音山山頂には、高さ40m余のコンクリート造りの白衣観音があり、内部から関東平野が見渡せます。また、付近にある洞窟観音も見事なものです。
華蔵山
弘誓院
真言宗
豊山派
千手観世音菩薩
坂上田村麻呂
華蔵山 弘誓院 清水寺
弘法大師高崎霊場 一番札所 上野国順礼札所三十四ヵ所 三十四番札所
JR高崎駅より、ぐるりんバス観音山線で25分、観音山頂下車3分