りしょういん
栃木県足利市井草町2388
由緒を紹介します。(案内板より) 利性院(閻魔堂)は、瑠璃山醫王寺と号し、本尊は薬師如来で巴町にある法玄寺の末寺です。現在は、高さ約2メートルの閻魔大王像が正面に奉られ、井草の閻魔様と親しまれて..
由緒を紹介します。(案内板より) 利性院(閻魔堂)は、瑠璃山醫王寺と号し、本尊は薬師如来で巴町にある法玄寺の末寺です。現在は、高さ約2メートルの閻魔大王像が正面に奉られ、井草の閻魔様と親しまれています。毎年1月十六日八月十六日は大祭が行われ、「交通安全」や「学業成就」などにご利益があり、近隣の信仰の厚い方々で賑わっています。 当お寺は、幾度かの火災で記録が焼失してしまい、詳しいことは分かっていませんが、古老の言い伝えや僅かな資料によりますと明暦年間(1655~1657)勘礜善察和尚の創建と伝えられ明治二十五年二月の近隣の大火においては堂宇が焼失したにもかかわらず信徒の方々の機転により閻魔様の頭部のみが救われたと言い伝えられています。 また、明治の大火で焼失した堂宇は、信徒等の寄附により、同年中に再建され、平成二十一年八月には、法玄寺住職や信徒の方々の尽力により平成の閻魔堂が完成しました。お堂の西側には、珍しい六地蔵石灯籠や五輪塔等の石造物が奉られており、往時の信仰の深い方々の賑わいが想像されます。 閻魔大王は、中国の道教の神で地蔵菩薩の化身とも言われ、地獄に堕ちた方でも、地蔵菩薩が救い出すと云う信仰です。
瑠璃山
浄土宗
明暦年間(1655~1657年)
薬師如来
浄土宗 瑠璃山 醫王寺 利性院
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