かいぜんじ
静岡県下田市1‐14‐18
海善寺は、山号は富厳山、院号は天気院、浄土宗の寺院です。 観応元(1350)年賀茂郡娼地村に、明蓮社量誉昭善和尚によって開創されました。 天正17(1589)年賀茂郡本郷村字天気に移り、天正18..
海善寺は、山号は富厳山、院号は天気院、浄土宗の寺院です。 観応元(1350)年賀茂郡娼地村に、明蓮社量誉昭善和尚によって開創されました。 天正17(1589)年賀茂郡本郷村字天気に移り、天正18(1590)年現在地に移りました。 戸田忠次が徳川家康公より五千石をもって下田領主として封ぜられた居館の跡にあたります。 文久3(1863)年12月、14代将軍徳川家茂が翔鶴丸で上洛の途中、西風に阻まれて当寺で越年しました。また、明治2(1869)年神子元灯台が築かれた時、英人技師と護衛の県兵の宿舎にもなりました。 本堂は昭和34(1959)年の火災で焼失し、鉄筋コンクリート造りで再建されました。三門は江戸時代の面影をそのまま残しています。
富厳山
天気院
浄土宗
観応元年(1350)
阿弥陀如来
伊豆八十八ヶ所霊場41番札所