おはやしいなりじんじゃ
新潟県新潟市中央区西大畑町626
砂丘地である新潟は、季節風による飛砂の被害に悩まされ、砂丘に近い村では、村の大半が砂で埋まり、人が住めなくなることもあった。そこで、砂防対策として実施されたのが松などの植林である。 嘉永4年(18..
砂丘地である新潟は、季節風による飛砂の被害に悩まされ、砂丘に近い村では、村の大半が砂で埋まり、人が住めなくなることもあった。そこで、砂防対策として実施されたのが松などの植林である。 嘉永4年(1851)砂防林が幕府直轄の「御林」(おはやし)に指定され、検断(けんだん)小田平右衛門は、京都伏見に至り、正一位伏見稲荷大明神の御分霊奉斎を懇願。「御林」の地に倉稲魂之命をお祀り申し上げた。 以来、御林稲荷神社は「御林」の地を見守り、地域の人々から衣食住の神、商売繁昌・家業繁栄・社運隆昌の神として崇敬されている。
倉稲魂之命
嘉永4年(1851)
流造
小田稲荷
無し