ちょうめいじ
大阪府和泉市黒鳥町1-12-24
創建は不詳であるが、元は同じ黒鳥村にあった安明寺塔頭の一つで、瑞龍山大日寺と称していた。
安明寺は享保21年(1736年)刊の『和泉志』によれば、正平年間(1346年-1373年)の書軸や源頼..
安明寺は享保21年(1736年)刊の『和泉志』によれば、正平年間(1346年-1373年)の書軸や源頼朝の寺領安堵状にも見られるため、鎌倉時代以前には既に建立されていたことが窺える。
同じ安明寺塔頭の亀塚山観音寺が第19番札所となり、境内には八幡社を勧請して若宮奥之院と呼ばれていたという。
七堂伽藍を構える大寺院であったが、織田信長の焼き討ちに遭い廃絶。
元禄4年(1691年)、野中寺の玄道和尚によって再興され、長命寺に改称した。
明治初年に観音寺と合併、脇佛に十一面観音を祀り、真言律宗から高野山真言宗に改宗して現在に至る。
霊芝山
高野山真言宗
不詳
延命地蔵菩薩
元禄4年(1691年)
玄道和尚
和泉西国三十三所第19番 河泉二十四地蔵霊場第19番