しょうぼうじ
長野県長野市中条日下野字1874
僧・行基が手ずから刻んだ聖観音像を奉安したのが創建とされ、大同年間(9世紀初頭)に坂上田村麻呂が東征の折、この地に堂宇を建立したと伝えられる。本尊の木造聖観音立像は、行基より時代が下がる藤原時代中期..
僧・行基が手ずから刻んだ聖観音像を奉安したのが創建とされ、大同年間(9世紀初頭)に坂上田村麻呂が東征の折、この地に堂宇を建立したと伝えられる。本尊の木造聖観音立像は、行基より時代が下がる藤原時代中期(900年代)の作。傷んではいるがふくよかな表情をたたえた美しいお姿が特徴。江戸末期、日照りに苦しむ村人がワラでつくった龍にこの観音様が生命を与え、たちまちに雨を降らせたという伝説があり、雨乞いのご利益で知られている。
歓喜山
真言宗
豊山派
聖観世音菩薩
信濃三十三観音霊場三十番札所
長野ICから車で55分
無料
約15分